お知らせ

世界初の量子とデジタルをハイブリッドしたアルゴリズムの屋外実証実験に貢献

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このたび、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)が発表した「世界初、量子コンピュータを利用した屋外多数同時接続実験の成功」において、弊社がシステム開発の一部を担当したことをご報告します。

世界初、量子コンピュータを利用した屋外多数同時接続実験に成功
〜量子とデジタルをハイブリッドしたアルゴリズムの開発と実証〜

 

プロジェクトの概要

  • 量子コンピュータと古典コンピュータをハイブリッドした新たな実用的な演算手法を開発、屋外実験で実証
  • 次世代移動通信システムにおける同時接続数の増加で課題となる組合せ最適化問題に適用し、従来手法と比較して計算時間を約10分の1に短縮
  • 次世代移動通信システムにおける新たな無線通信信号処理としての活用へ
図1 量子アニーリングマシンを利用した上り回線非直交多元接続実験系の構成(写真を含む)と原理検証結果

図1 量子アニーリングマシンを利用した上り回線非直交多元接続実験系の構成(写真を含む)と原理検証結果

NICTプレスリリースから引用

 

弊社の貢献

弊社は本プロジェクトにおいてシステム開発の重要な一部を担当致しました。量子アニーリングマシンと古典アルゴリズムを組み合わせた新しい演算手法の実装を行い、実験システムの構築に貢献いたしました。

具体的には、端末局および基地局の開発、及び基地局が受信したデータを信号処理し、量子アニーリングマシンに引き渡す部分を担当しました。

 

成果と今後の展望

この実験の成功により、5G/6G時代の無線通信システムにおける大規模な同時接続の実現に向けた重要な一歩が踏み出されました。弊社は今後も最先端の技術開発に積極的に参画し、情報通信技術の発展に寄与してまいります。

弊社の高度な技術力と革新的なアプローチが、このような画期的な成果に貢献できたことを誇りに思います。今後も、量子コンピューティングや次世代通信技術の分野で、さらなる技術革新に挑戦してまいります。

以上

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